妊婦の考えごと日記

現在(2021年2月)妊娠6か月の妊婦が7月初めに新しい家族(男児の予定)を迎えるために、 日々何を準備すべきなのか、どんなものが本当に必要なのかを夫と共に考え、 比較し、購入していくまでの軌跡を綴るブログです。

※閲覧注意※流産したときの話

こんにちは。晴ノ日です。

 

今回は流産のお話をします。

私自身、今はこの時の流産を暗く受け止めていないので

そのままを書きますが、

流産経験がある方や、

悲しい気持ちになってしまいそうな方は

ぜひとも次のブログをお待ちいただければと思います。

 

 

<2019年10月 流産>

 

2019年10月15日、

産婦人科を受診してから8日目。

 

仕事中、

脂汗が出るほどの腹痛と、

ピンク色の出血がありました。

腹痛は下痢の痛みに似ていて、

しばらくトイレに籠るほどの痛みでした。

 

その日の仕事は遅番で、

閉館時間の20時まで職場にいなければなりませんでした。

あまりの腹痛に同僚の近くにいることができず、

外に出て、入り口の横でうずくまっていました。

 

かかっていた病院は

職場からバスと電車を乗り継ぎ、

駅から少し離れたところまで歩かなければなりませんでした。

なので、職場の近くの病院に

仕事が終わってから駆け込もうと思い、

近くの病院に電話を掛けました。

すると、

かかっている病院に行くことを勧められました。

 

その後、

立っていられないほどの腹痛に耐えながら

最後まで仕事をやり終え、

バスと電車を乗り継ぎ、

最寄りの駅に着き、

産婦人科に電話をかけ、現在の状況を話しました。

病院の方は、

「絶対に歩いて病院まで来ないこと。タクシーで来てね。」

と言っていました。

 

診察を待っている間、彼に電話をかけ、

電話をつないだまま診察を受けました。

 

お医者さんは、

「赤ちゃんが下りてきちゃってるね。

明日また診察を受けに来てね。

帰りもタクシーで帰ることと、

明日来るときもタクシー使ってきてね。」

と言っていました。

 

夜遅くに仕事が終わってから

彼が私の家に来てくれました。

 

2019年10月16日

なんてVIPなんだろう

なんて思いながら、

タクシーで産婦人科に向かいました。

 

ずっと安静にしていたし、

きっと大丈夫だろう、と

何とか自分を安心させて

診察を受けました。

 

この時、彼は仕事中だったので、

診察中はボイスメモで

先生の話を録音していました。

 

先生は、

「もう完全に

赤ちゃんが入口の方まで

降りてきちゃってるから、

出しちゃうね。」

と言って、

何かの器具で

赤ちゃんをかき出したようでした。

 

あまりの痛みに

泣き叫びました。

 

その後、

診察台に乗ったまま

しばらく放心状態でした。

看護師さんが

毛布を掛けてくれ、

そのまま休みました。

少し動けるようになったので、

診察台から降り、

着替えて、

用意してくれたベッドで

また少し休ませてもらいました。

 

気持ちも落ち着き、

身体も落ち着いたので、

お医者さんの話を聞きました。

 

お医者さんは

カメラのフィルムケースみたいな

小さな入れ物に入った

赤ちゃんを見せてくれました。

 

赤い液体の中に浮かんだ

ブヨブヨした感じの

バラバラになった

破片でした。

 

 「これが赤ちゃんですか?

なんでバラバラなんですか?」

と聞きました。

 

お医者さんは、

「かき出すときに崩れちゃったみたい。」

と話してくれました。

 

私はしばらく

ケースの中の赤ちゃんの破片を眺めて

ケースをお医者さんに返しました。

 

「今回の妊娠に異常がないかを調べておくからね。

また1週間後に結果をお話しするね。」

 

その日はそのまま会計を済ませてタクシーで帰宅しました。

 

子宮収縮剤を処方されたので、

近所の薬局に取りに行きましたが、

ほかの店舗にあるとのことで、

薬が届いたら電話をくれることになり、

帰宅しすぐ布団に入りました。

薬は当日中に薬局に届き、

連絡があってすぐに歩いて取りに行きました。

 

その時の私はとても大きな虚無感に襲われていたのを覚えています。

夜、彼が仕事を終えて家に来てくれました。

おなかも痛いし、悲しいし、

どうしようもなくてひたすら泣きました。

子どものように声を上げて泣いたのを覚えています。

彼も涙を流しながら、一緒に悲しんでくれました。

 

その日から数日、腹痛もあったので仕事を欠勤しました。

 

 

 

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次回は、

どのように流産を受け入れたのかについてを

お話ししようと思います。

 

悲しい話でしたが、

読んでくださってありがとうございましたm(_)m

 

ではまた。

晴ノ日